DAWのクロスグレード版ってなに?Cubaseクロスグレード版の買い方解説

DAW(音楽制作ソフトウェア)を買いたいなと思って調べた時に「クロスグレード版」というものを見かけることがあると思います。

クロスグレード版とはどんなものなのか?また、どのような人がどのように買えば良いのか?

先日Cubaseのクロスグレード版を購入しましたので、今回はそれを例に説明します。

公式オンラインショップなどでの購入方法や他のDAW購入にも役立つ情報もありますので、是非参考にしてみてください。

この記事でわかること : クロスグレード版とは何なのか?Cubaseクロスグレード版の購入方法

どんな人が読むべき? : Cubaseクロスグレード版について知りたい、購入を検討している人

目次

クロスグレード版ってなに?

フロスグレード版とは、「他のDAWを持っている人は安くで購入できますよ」というものです。

機能の制限などはありません。

くま

すでに音楽制作ソフトを持っている人は絶対これを買った方がお得だね!

身近なものだとスマホの乗り換え割引と同じようなサービスで、さまざまな業界で行われています。

もちろん今持っているDAWを使えなくなるわけではないので、複数種類のDAWを使い分けたい人はクロスグレード版を買うのがお得です。

ユーザーの奪い合いの意味合いは強いですが、ユーザー側としては、上手に利用したいものです。

クロスグレード版のメリットは値段が安いこと

これはとにかく値段が安いことです。

(CUBASE PRO 12/フルバージョン通常価格)62,700円(税込)

(CUBASE PRO 12/クロスグレード)41,800円(税込)

※2023年1月現在の金額です。

※CUBASE ArtistやCubase Elementsという下位バージョンもありますが、クロスグレード版はCubase Proにしか存在しません。

ブラックフライデーなどのキャンペーンを狙うとさらにお得だね!

Amazonや楽天市場のポイントが多く付く日を狙うのもおすすめです。

Cubaseのクロスグレード版を買うことができる人

以下の他社製DAWを持っている人が対象です。

・Ability Pro

・Ableton Live 8 以降

・Apple Logic 9 以降

・Avid Pro Tools 9 以降

・Bitwig Studio 1 以降 (Bitwig 16-Track を除く) 

・Cakewalk Sonar X2 以降 ( Cakewalk by Bandlab 版を除く) 

・Cockos Reaper

・Imageline FL Studio 11 以降

・Magix Samplitude Pro X 1 以降

・Magix Sequoia 9 以降

・MOTU Digital Performer 7 以降

・Presonus Studio One

・Propellerhead Reason 6 以降

(引用元 : steinberg公式ページ)

これらのフルリテール版を所有しており、正規ユーザーであることが証明できる人というのが条件になります。

フルリテール版というのはいわゆる通常版で、LE版などの無料で手に入るものやサブスクリプションバージョンは対象外になります。

ただし、Avid 社のサブスクリプション版は対象となります。

自分が所有しているDAWが対象になるか不安な場合は直接メーカーに問い合わせてみましょう。

クロスグレード版購入に必要な書類と記入方法

それでは必要書類を準備しましょう。

書類と言っても私は全てオンラインで完結できました。

まずは必要な書類を見ていきましょう。

ヤマハ特約店で購入の場合

 ・購入申込書

 ・対象ソフトの正規登録ユーザーであることの証明書

Steinberg Online Shopで購入の場合

 ・対象ソフトの正規登録ユーザーであることの証明書

サウンドハウス、Amazon、楽天市場などネットで購入の場合

 ・購入申込書

 ・対象ソフトの正規登録ユーザーであることの証明書

ネットショップでクロスグレード版を購入する際の手順

ヤマハ特約店やSteinberg Online Shopでの購入については公式ページにもありますので、サウンドハウスで購入した際の例をご説明します。

amazonや楽天市場でも同様の流れで購入(正規ユーザーとして使用)できます。

1.購入

通常買い物をするようにサウンドハウスやamazon、楽天市場のオンラインショップで購入します。

2.メールで必要書類提出依頼の連絡がくる

お店から注文確認のメールが来ます。

※メーカーではなく購入店からのメールです。

3.必要書類のPDFを準備してメールで送付

私が購入したサウンドハウスの場合、メールの備考欄に以下のような一文がありました。

購入申込書 にご記入の上、対象ソフトウェアのフルリテール版正規登録ユーザーであることを証明する画面表示の出力・もしくは書類の写し(ソフトウェアライセンスカード、ダウンロードコード記載カードのコピー等)をFAXまたはEメールにてご提示ください。

出力とか写しという言葉があって紙で準備する必要があるのかと思ってしまいますが、PDFで大丈夫です。

私はこのようなPDFを送付しました。

送付した購入申込書

所有しているソフトに丸を付けて、日付と本数を入れただけです。

フルリテール版正規登録ユーザーの証明というのも迷いますが、私はLogicを購入した時にAppleから以下画像のようなメールを受領していたので、スクリーンショットを添付しました。

Logicを購入した際に受領した領収書メール

これでクロスグレード版を正式に購入することが出来ました。

Cubaseの特徴と購入した理由

最後にCubaseの特徴と購入した理由を書いてみます。

・国内シェアNo1のDAW

・日本語で情報を手に入れやすい

・オーソドックスな歌モノに強く、ボカロとも相性が良い

・ピッチ補正機能(Vari Audio)を内蔵

・コード進行やスケールをを提案してくれる機能を内蔵

私は以前エレクトロ系の音楽を作っていましたが、歌モノに挑戦したく、Cubaseに興味を持ちました。

このブログのためにいろいろなDAWを使ってみたかったのも理由のひとつです。

使ってみた感触としては、クセがなく高機能で非常に使い勝手が良いです。

これがクロスグレード版だと4万円ちょっとなのですから、恐ろしい時代です、、、

まとめ

今回はCubaseのクロスグレード版の購入方法を解説しました。

DAWの乗り換えを検討されている方の参考になれば幸いです!

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