カメラマンが写真管理に使うべきクラウドサービスは?6つのサービスを徹底比較!

日々写真を撮っていると写真のデータが膨大になり、保管や管理の問題に頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。

多くの方は外付けのハードディスク(HDD)やNAS、SSDなどハードウェアを使用されていると思います。

最近では大容量のクラウドサービスも多く登場してきました。

ただ、どこを使って良いかわからず、なんとなくiPhoneのiCloudにアップされているという人も多いようです。

くま

そうそう、クラウドサービスが多くてどこを選んで良いかわからないんだよね

今回は、写真データの保管先としてのクラウドサービスを比較してみます。

あくまでカメラマンが大量のRAWデータを保管と管理するという前提です。

結論から書くとおすすめはAmazon Photosです。

(※Amazon PhotosはAmazonプライム会員向けのサービスです。)

他サービスについてもメリットやデメリットを書いていきますので、ご自身の環境にあったサービスを探してみてください。

この記事でわかること : 大量の写真データをコスパ良く管理できるクラウドサービス

どんな人が読むべき? : 写真管理に困っているカメラマン

目次

なぜクラウドサービスを使うのか?

HDDやSSDなどを使う一番のデメリットは故障することです。

故障するとデータが復旧出来なくなる可能性が高いです。

ぶた

これはやばい、、、なんとか避けたいよ、、、

時間やお金をかけて撮った写真、思い出も沢山詰まっているデータはお金にかえられません。

そんな時にクラウド上にデータが保管されていると安心です。

HDD/SSD/NASとクラウドサービスの使い分け

物理的にHDDやSSDなどに保管しつつ、クラウドにもアップしておくと万全です。

最近ではクラウド上にしかデータを保管していない人もいるようです。

クラウドにデータ全てアップして、サービス終了などのアナウンスがされた場合にHDDなどに引き上げるのが今後の主流になるかもしれません。

場所を取らず、コスパも良いし、メリットは大きいですね。

それでは、各サービスを比較していきます。

1 . iCloud

(5GB)無料

(50GB)月額130円

(200GB)月額400円

(2TB)月額1,300円

Appleが提供するクラウドサービス。

iPhoneユーザーやApple製品を主に使っている人にとって一番馴染みが深いのではないでしょうか?

無料(5GB)だとデータ保管場所としては無理がありますし、大量の写真データだと2Tですら足りなくなるかもしれません。

RAWデータをアップすることは可能ですが、5GBはあっという間に無くなりますね、、、

ここはあくまでiPhoneとApple製品のためのクラウドサービスと割り切って使うのがオススメです。

2 . Google フォト

(15GB)無料

(ベーシック/100GB)月額250円

(スタンダード/200GB)月額380円

(プレミアム/2TB)月額1,300円

※Google Oneという写真だけではないクラウドサービスの料金です。

少し前までは無制限でデータをアップ出来たのですが、2021年6月より有料になってしまいました。

Googleフォトも最大の2Tでも心もとないですし、RAW画像のアップも不可です。

ただ、見た目もわかりやすく、使い勝手はとても良いです。

人物認識の精度も高いのもポイントです。

「アルバム」という機能では、場所や人物で自動的に分類してくれます。

共有機能も大変便利です。

こちらもデータの保管場所としては物足りませんが、15GBまで無料ですので、人との共有場所に使用するなどの手段として使うのにオススメです。

Googleドライブであれば、ファイルの格納サービスなので、RAWデータも格納できますが、写真に特化していないため、「アルバム」などの機能が使えません。

3 . One Drive

(5GB)無料

(100GB)月額224円

(1TB)月額1,284円

Microsoft Officeのクラウドストレージです。

写真管理に特化している訳ではありませんので、あくまでデータの格納のみです。

Office製品をよく使う人は選択肢のひとつとしてありかもしれませんが、写真保管のためだけに契約するには不向きです。

4 . Adobe CC フォトプラン

(20GB)月額1,078円

(1TB)月額2,178円

※Lightroom/Lightroom Classic/Photoshop/Photoshop Expressの使用料を含みます。

Lightroom(Classicではないクラウド版の方)にはクラウドストレージが付いてきます。

Lightroom Classicの単体契約ができないため、Lightroomユーザーは Classicをメインに使っている人でもこのサービスに入っているはずです。

このサービスに関しては、iPhoneやiPadでLightroomの作業をする時の格納場所という位置付けです。

1TBのプランに入ると作業中のデータを入れておくには十分ですが、全てのデータを格納することを考えると足りない人が多数だと思います。

5 . Yahoo!かんたんバックアップ

(Yahooプレミアム会員向けサービス)月額508円

容量無制限はとても魅力的です。

ただ、こちらはスマホアプリで使用することが前提のサービスです。

大量のRAWデータを扱うカメラマンには現実的ではありません。

Yahooプレミアム会員の人はスマホでの気軽なバックアッププランとして検討してみましょう。

6 . Amazon Photos

(Amazonプライム会員/容量無制限)月額500円 ※年額4,900円

冒頭でもオススメと書いたAmazon PhotosはAmazonプライム会員であれば容量無制限です。

画像は無圧縮でRAWデータの保存も可能です。

デメリットは、動画が5GBまでしか保存出来ないところです。

Amazonプライム会員は他にもいろいろなサービスもありますし、コスパもかなり良いです。

写真特化のサービスですので、アルバム分類や人物、場所の自動分類などにも対応しています。

現時点ではAmazon Photosが一番良い選択肢と言えそうです。

※Amazonプライム会員への登録はこちら

まとめ

今回はカメラマンが使うべきクラウドサービスについてまとめました。

現時点ではAmazon Photosがイチオシですが、今後各サービスがどのように変更されるのがわからないのがクラウドサービスのデメリットでもあります。

その都度一番良いサービスを探して、無駄なく快適に写真管理しましょう。

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