【カメラ/レンズ】ズームレンズを持って街に出よう!単焦点レンズとの使い分け。NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR作例あり。

みなさんズームレンズってどういう場面で使ってますか?

そもそも、一眼レフを買ったばかりの初心者の方は、レンズキットで付いてきたズームレンズしか持って無いかもしれません。

ポートレート専門の方はほとんど単焦点かもしれないですね。

ストリートスナップや風景、旅行行くときなど迷いませんか?

単焦点はボケるし明るいしなんかカッコいい!?

そんなちょっとイケてないイメージ(笑)のあるズームレンズですが、保管庫に眠らせているのはとてももったいない!

ということで、今回は初心者向けにズームレンズについて書いてみます。

目次

ズームレンズと単焦点レンズの違い

ズームレンズはその名の通りズームできるレンズ。

少し難しく書くと「焦点距離と画角」を変更出来る。

さらに、ズームしてもピントがズレない。

単焦点はズーム出来ないけど、明るく背景がボケやすい。

一般的には単焦点のほうが解像感が高いとされてます。

構造的な違いとしては、単焦点よりズームレンズの中には多くのレンズで構成されています。

 ・画角…写真に写る範囲(角度であらわすので画角と言います)

 ・焦点距離…短いほど画角が広がり、長いほど画角が狭くなる

ズームレンズのメリット

メリットは当然「ズーム出来るから便利!」です。

これは本当に便利ですね。

遠くのものを撮るときに「寄る」のはもちろん、「ここの建物まで収めたいのに入りきれない!引きたい!」というときにも非常に助かります。

最近のズームレンズは性能も良いので、見たままをキレイに描写してくれる万能な優等生の印象があります。

芸能人の宣材スチル写真などはズームレンズを使うという話も聞きます。単焦点だとエモすぎる(笑)って感じですね。

ただ、解像感が甘いとか、ボケが美しくない、男は黙って単焦点!みたいな理由でズームレンズってなんとなく使わない人が多い印象もあります。

とはいえ、今どきのレンズで絞りを同じにして撮った写真をスマホで見て「こっちは単焦点でこっちはズーム!」って分かるかな?というと疑問です。

ズームレンズでもボケる

一眼レフを買うと最初はボケ感を出したくなるものです。

たしかにポートレートや情緒的な写真は単焦点レンズの方が向いているとされています。

一方でズームレンズだとボケないかというと、もちろんそんなことはありません。

ボケ感を出すのは「絞り」の設定だけではありません。(←「絞り」については別記事で書きます)

望遠側にしてあげて、被写体から離れればボケます。

単焦点は足で画角を稼ぐけど、ズームレンズは足でボケを稼ぐイメージです。

これ非常に大事なのに、忘れがちになるのでズームレンズ使うときは常に意識したいですね。

ポートレートで前ボケ後ボケを入れた作例。
model : 梶原おもちさん(Twitter : @omochi_roooom

「ポートレートは単焦点が向いている」と書きましたが、ズームレンズのポートレートも楽しいです。

作例はNIKKOR Z 24-200mm f4-6.3 VRというレンズを使用しています。

ズームレンズのその他の使い方

望遠側にして遠くから撮ると、ボケる以外にも、圧縮効果と呼ばれる効果が得られます。

コレも別記事に書きたいですが、下の写真のように、奥行きが圧縮されて電線や人が密集して見えます。

NIKON Z 24-200mmの望遠側で撮影。遠近感がなくなったような効果があります。

また、望遠側では画角が狭くなり、背景に余計なものが写らず、スッキリした写真が撮れます。

一方、広角側に引けば、広く全体にピントが合う写真が撮れます。

それぞれ望遠とか広角の単焦点使えばよいけど、レンズを付け替えずに楽しめるのはかなり嬉しい。

こういう場面ではズームレンズ

時と場合によってはズームレンズがマストになると思います。

そういうときのためにもやはり使いこなせるようになっておきたいですね。

現場がどういうところか分からない。

場所の都合で被写体に寄ったり離れたり出来ないのであればズームレンズのほうが良いです。

単焦点で遠くから撮ってパソコンでトリミングする手もありますが、このやり方は個人的にはイマイチになることが多いです。

やはりその場で「コレ!」と思った画角で撮って、トリミングは最低限にしたいですね。

人が多いところでのスナップ写真とかも身動きが取りにくいので、ズームレンズが便利です。

「街を切り取る」がスナップの醍醐味なので、画角もその場の直感で決めたいですよね。

レンズを付け替える時間がない、沢山持って行けない。

例えば自分はちょっとした旅行でレンズのせいでフットワークが重くなるのが嫌なのでズームレンズを重宝します。

イメージ写真みたいなのを撮りたいときは「RICOH GR」をポケットに入れといてサッと撮ります。

まとめ

・ズームレンズは万能な優等生。

・望遠側と広角側の特性を知って使いこなそう

・望遠側ではボケ感や圧縮効果も楽しめる。

・広角側は広く全体にピントの合った写真が撮れる。

・場所によってはマスト。

ここまで書いてきましたが、僕も単焦点レンズがメインです(なんでやねん!笑)

ポートレートを撮ることが多いのと、趣味なので、ゆっくり時間があるので、、、

自分もズームレンズをもっとうまく使いこなしたいという意味も込めて書いてみました。

明日はズームレンズ付けて散歩してみようかな。

最後までごらんいただきありがとうございました!

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